
心臓血管外科では、心臓・大動脈疾患に対する手術治療と末梢血管疾患に対する診断と治療にあたっています。4名のスタッフと後期研修医1名による5名の医師による診療体制となっています。スタッフは岡田(成人心臓、血管疾患)、中井(成人心臓、大血管)、越智(成人心臓、末梢血管、静脈疾患)、加藤(成人心臓、小児心臓、血管疾患)の4名と後期研修医の横田医師の5名で、全員であらゆる領域の患者様を担当し診療にあたっています。重症・救急患者様に対しても手術が必要となれば緊急手術を行っています。特に緊急手術に際しては循環器科、麻酔科、中央手術部、救急部の諸先生、各スタッフの絶大なる協力のもとに夜間、土曜・日曜を問わず行われる体制ができています。
弁膜症の手術の主流派は弁置換術でありましたが、最近は、特に僧房弁においては、自己弁を温存する弁形成術が行われるようになってきました。大動脈弁においては生体弁の使用が増えてきました。生体弁置換術後はワーファリンによる抗凝固療法が不要となってきます。これらの手術術式を選択することで術後の内服薬剤をずいぶん減らすことができています。
標準的な人工心肺を使用した冠動脈バイパス手術から、低侵襲の人工心肺を使用しないオフポンプ冠動脈バイパス術が行われるようになってきました。
当院でも標準的な人工心肺を使用手術が困難だと思われる症例に対してはこの術式を採用しています。
胸部大動脈瘤、胸部大動脈解離に対しても脳保護の進歩、人工血管の改良により安全に行われるようになってきました。
救急体制が確立されて、緊急手術症例も増えてきています。症例によっては、低侵襲となるステントグラフト手術も行っております。
クリニカルパスの導入により質が高い医療と短期間の入院がなされています。
侵襲の少ない麻酔、手術方法を選択しており、日帰り手術もしくは2-3日入院が可能となっています。
心臓、血管領域でお困りの患者様がおられましたら気軽に当院地域連携室もしくは当科スタッフに直接ご連絡ください。