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産科・婦人科

スタッフの紹介

診療科紹介

Ⅰ)産科の特色

妊娠・出産から新生児にいたる高度で専門的な医療を提供できる施設として、倉敷中央病院に続いて平成17年4月1日付けで「総合周産期母子医療センター」の指定を受け4年が経過しました。主に県東部の周産期医療の中核病院として、新生児科、小児外科と協力して、麻酔科をはじめ内科や外科など関係各科のバックアップのもと、24時間体制で母体・胎児・新生児の医療に携わっています。

新病院への移転から平成20年までの成績

1)出産児数と帝王切開率の推移(図1)

出産児数は毎年増加傾向です。帝王切開率は24-28%の間でほぼ一定です。

2)低出生体重児・極低出生体重児の出産数の推移(図2)

超低出生体重児(出生時体重1000g未満)の出生数は毎年20人前後でしたが、平成20年には36人と増加しました。全て他院からの母体紹介です。極低出生体重児(出生時体重1000g以上1500g未満)の出生数も増加傾向にあり、平成19年には35人、平成20年には29人でした。ほとんどが他院からの母体紹介です。

平成20年の分娩に関するデータ

分娩数 730 (うち双胎妊娠45、品胎妊娠2)
出産児数 779 (うち死産11)
総帝王切開数 203 帝王切開率   =27.8%
双胎妊娠数 45 双胎経腟分娩率 =42.2%(19/45)
既往帝切妊娠数 81 経腟分娩トライ率=23.5%(19/81)
    経腟分娩成功率 =84.2%(16/19)
骨盤位妊娠数 18 骨盤位経腟分娩率= 0.0%(0/18)

当院では、双胎妊娠の経腟分娩(図3)や帝王切開既往のある妊婦の経腟分娩(図4)のように、リスクの高い経腟分娩にも患者ならびに家族と相談のうえ対処しており、良好な成績をおさめています。これには、分娩中に児の状態が急変した場合に、緊急で帝王切開ができるシステムが必須であり、新生児科、麻酔科ならびに手術室スタッフの強力なバックアップのおかげといえます。


(バー:双胎妊娠数、折れ線:双胎の帝王切開率)

4)母体搬送数の年次推移(図5)

平成17年から平成18年にかけて急増しましたが、平成19年、平成20年と落ち着いた状況です。最近では県外からの母体搬送例も増えており、平成18年以降、隣接する県外(広島県福山市、兵庫県赤穂市、香川県三豊市)からのご紹介が増加しています。


Ⅱ)婦人科

婦人科疾患全般を取り扱っています。子宮筋腫や卵巣のう腫をはじめとする、良性腫瘍の治療を中心に行っています。平成22年は、子宮筋腫に対する子宮摘出手術が20件(腹式・・・お腹を切る手術:15件、腟式・・・お腹を切らずに腟から行う手術:5件)、子宮を温存する子宮筋腫核出術が7件ありました。卵巣嚢腫に対しては、腹腔鏡下手術も行っております。

また、子宮頚癌や子宮体癌も初期のものであれば対応しています。

更年期障害、閉経後骨粗鬆症、子宮下垂などのご相談をうけ、治療を行っています。

Ⅲ)不妊・内分泌

一般的な不妊治療、検査について診させていただいています。体外受精などの高度な不妊治療は当院では行っておりません。